対馬で盗難の仏像一体の返還

記事番号:05273
年月:2015年07月

韓国の検察当局は15日、長崎県対馬市の神社仏閣から2012年に盗まれ、韓国に持ち込まれた仏像二体のうち、国指定重要文化財の銅造如来立像を返還すると発表した。17日に同像は韓国側から日本側へ引き渡され、翌18日に県立対馬歴史民俗資料館で報道陣に公開された。しかしもう一体の長崎県指定有形文化財の観世音菩薩坐像については、韓国中部の浮石寺が、日本に渡った経緯が判明するまで日本に返さないよう求めた仮処分を理由に、判断が見送られた。 (English)

登録日: 2018年10月11日
更新日: 2021年11月30日 (更新履歴)
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