「もうひとつの明治美術」展開催

記事番号:04681
年月:2003年07月

明治期の洋画の再検討を促す試みの展覧会が、7月19日より静岡県立美術館で開催された。副題に「明治美術会から太平洋画会へ」とあるように、これまで黒田清輝が指導する東京美術学校西洋画科とは異なる明治洋画の系譜をたどろうとするもので、内容は「第1章 明治洋画の胎動」、「第2章 明治美術会の創立」、「第3章 太平洋画会の創立と展開」、「第4章 水彩画の時代」、「第5章 日本近代彫刻と太平洋画会」の5部からなり、資料を含め250点余が出品されていた。(会期、8月24日まで。以後、府中市美術館、長野県信濃美術館、岡山県立美術館を巡回。)

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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