「地平線の夢-昭和10年代の幻想絵画」

記事番号:04677
年月:2003年06月

地平線をキーワードとして、時代の閉塞感を背景に理想郷への憧憬を表現した作品によって構成された展覧会が、6月3日より東京国立近代美術館で開催された。内容は、「第1章 物語る絵画」、「第2章 古代への憧憬」、「第3章 大陸の蜃気楼」、「第4章 画学生たちの心象風景」の4部からなり、79点が出品され、これまで同時代の「幻想絵画」をシュルレアリスムの影響のみで語ろうとしていたことに対して、異なった切り口をみせ、新鮮な印象をあたえた展示となった。(会期、7月21日まで。)

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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