「茶の湯 名碗―茶碗に花開く桃山時代の美」展開催 

記事番号:04642
年月:2002年10月

「茶碗」を通して茶の湯の歴史と茶の湯の美意識の形成と変遷をたどる展覧会が、10月5日より徳川美術館で開催された。内容は、室町時代後期から桃山時代を中心に、「序章 東山御物の世界」、「第一章 紹鴎の時代」、「第二章 利休の時代」、「第三章 織部の時代」、「終章 侘び数寄の展開」の5つのテーマによって構成され、103点の「和物茶碗」が出品された。茶道史、陶磁史の両面からの視点により、現代までつづくその美意識の一端を示す機会となった。(会期、11月4日まで。以後、五島美術館を巡回。)

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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