「ラファエルコラン」展開催

記事番号:04483
年月:1999年09月

日本の近代洋画史では、黒田清輝をはじめ多くの画家が師事したことで大きな影響をあたえたとされながら、本国フランスでは、今日まで顧みられることのなかった画家コランの回顧展が、10日から静岡県立美術館で開催された。同展は、国内、フランスからコランの作品や自身が収集した日本美術の作品など131点によって構成され、19世紀後半から20世紀初頭に制作をつづけた、このアカデミー派の画家のはじめての本格的な回顧展となった。(会期、10月24日まで。以後同展は、福岡市美術館など5美術館を巡回した。)

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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