第9回世界文化賞受賞者決定

記事番号:04394
年月:1997年07月

財団法人日本美術協会(総裁・常陸宮正仁殿下)が世界の芸術家の業績を讃えて毎年行っている「高松宮殿下記念世界文化賞」(プレミウム・インペリアーレ」の第9回目の受賞者が、ローマのコロンナ宮殿で9日午前11時(日本時間同日午後6時」に発表された。美術関係では、「絵画部門」にドイツのゲルハルト・リヒター(65)(多様なスタイルを駆使して絵画の本質を追究した)、「彫刻部門」に米国のジョージ・シーガル(72)(人体から直接型取りする技法によって現代彫刻の中でユニークな地位を占める)、「建築部門」で米国のリチャード・マイヤー(62)(開放的で詩的な「白い建築」で知られる)が選ばれた。受賞式は10月22日東京元赤坂の明治記念館で行われた。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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