地底の森ミュージアム開館

記事番号:04366
年月:1996年11月

仙台市の富沢遺跡で昭和63年3月、地表下5メートルに2万年前の森と人類の活動の痕跡が発見されたため、その遺跡を800平方メートルにわたって地下にそのまま保存展示する「地底の森ミュージアム」(正式名称・仙台市富沢遺跡保存館、宮城県仙台市太白区長町南4-3-1)が2日に開館した。敷地面積14263平方メートル、地上1階・地下一階、延床面積2743平方メートルで発掘の状態のままで展示する地下常設展示室のほか復元された氷河期の森を散策できる野外展示等、遺跡の保存、活用にあらたなかたちを示して注目された。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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