秩父宮妃遺産の美術品約1050点、国に寄贈

記事番号:04348
年月:1996年05月

昨年8月に逝去した秩父宮妃の親族が27日相続税を申告し、遺産の内、不動産を除く総額の約半分にあたる8億円相当が、「広く公益目的の活動に使ってほしい」という遺言により国や公益法人に遺贈されることとなった。国に遺贈される美術工芸品は約1050点で宮内庁が同庁三の丸尚蔵館に保存する。中には平安時代の歌集「堤中納言集」などの優品も含まれており、同庁ではいずれ展示公開する方針である。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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