「ロダンムーア記念賞」受賞者決定

記事番号:04308
年月:1995年07月

具象彫刻を対象とする「ロダン大賞展」と抽象彫刻を対象とする「ヘンリー・ムーア大賞展」を統合して1993年に始まった「フジサンケイ・ビエンナーレ現代国際彫刻展」の第2回展が21日から美ヶ原高原美術館で開催され、「ロダン・ムーア記念賞」受賞者の作品が展示された。コンクール部門には52ヶ国から750点の作品が寄せられ、最高賞である大賞に吉本義人の「連態95-1」、「ロダン・ムーア記念賞」にはウィリアム・タッカー(英・米)の「ヴィシュヌ神(プロメテウス)」、優秀賞には池田満寿夫「犀」、エリゼオ・マッティアッチ(伊)「観念が循環する場所」、ジョエル・パールマン(米)「大きな南の星」が選ばれた。コンクール部門入賞作17点にボロフスキー、トニー・クラッグなど招待作家の作品4点を加えた同展は10月31日まで開催された。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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