「日本仏教美術名宝展」

記事番号:04303
年月:1995年04月

奈良国立博物館は明治28(1895)年に宮内省の帝国奈良博物館として開館してから今年で百年を迎える。同館ではこれを記念して国宝115件、重要文化財89件を含む国内外の日本仏教美術の優品214件を集めた「日本仏教美術名宝展」を22日より開催するとともに、同館の歩みと仏教美術研究の成果を紹介(-6.4)。展示は編年的に二部構成を取り、本館では飛鳥・白鳳期から天平時代までの彫刻・絵画・仏具、新館では平安時代から鎌倉時代までの作品を展示し、密教美術、淨土教、法華信仰など多様な展開がうかがえる、充実した展観となった。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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