現代グラフィックアートセンター(CCGA)開館

記事番号:04302
年月:1995年04月

アメリカの版画工房タイラーグラフィック社のアーカイヴコレクションを中心に収蔵、展示を行う現代グラフィックアートセンター(CCGA)が、福島県須賀川市に20日、開館し、21日から一般公開された。タイラーグラフィック社主宰ケネス・タイラー氏の「アジアの版画芸術の発展に貢献したい」という意志を受け、大日本印刷(株)のメセナ活動の一環として運営されるもので、館長には高橋平大日本印刷常務取締役が就任。敷地面積8600平方メートル、延べ床面積1428平方メートルの建物は景観設計により周囲の景観、生態系に調和するものとなっている。同センターはタイラーグラフィック社が創立以来制作してきた現代版画750点および今後制作される作品、大日本印刷が所有する作品等を収蔵・展示する一方、作品研究や制作への寄与を重視しシンポジウム等も積極的に行っていく方針である。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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