「運慶快慶とその弟子たち」展開催

記事番号:04260
年月:1994年05月

鎌倉彫刻の本流である「慶派」の造形を、平安時代末期から南北朝時代まで、主要な慶派仏師15人による66件の作品で展観する「運慶・快慶とその弟子たち」展が、28日より7月3日まで奈良国立博物館で開催された。王朝社会の崩壊と武家の台頭といった社会変革を背景に、一派をなしつつも個性的表現を行なった仏師たちの作品が、近来30年の調査・研究の成果をふまえて展観され、充実した企画となった。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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