縄文遺跡から絵画、装飾品発掘相次ぐ

記事番号:04230
年月:1993年12月

6月に鹿児島県指宿市大園原遺跡で高床式建物の最古の絵画土器片が発見されたのをはじめ、7月に兵庫県神戸市西求目塚古墳から7面の三角縁神獣鏡、8月に大阪府柏原市船橋遺跡から4種の絵を描いた縄文晩期の土器片、12月に千葉県長柄町の長柄町横穴墓群から全国初の五重塔線刻壁画が発見された。縄文期の豊かで独特の美意識をうかがわせるこれらの作例は、従来の縄文文化観を再考させることになった。  

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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