朝日賞決定

記事番号:04185
年月:1993年01月

わが国の文化・社会の発展、向上に多大な貢献をした個人または団体に贈られる朝日賞受賞者が1日に発表された。美術関係では建築家槙文彦(長年にわたる都市デザインと現代建築への貢献)、日本史学者で明治美術研究会会長の大久保利謙(日本近代史学の確立と基礎資料の収集・保存に貢献)が選ばれた。同賞は1929年に朝日新聞社が創設し運営に当たってきたが、1992年5月の朝日新聞文化財団設立に伴い、同財団に移管された。これで同賞の1回以来の受賞者は341人と24団体となった。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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