世界遺産条約に4候補決定

記事番号:04156
年月:1992年09月

人類共有の財産として世界的な自然・文化遺産を保護する「世界遺産条約」への日本からの登録候補地を検討していた環境庁と文化庁は、4日、屋久島(鹿児島県)、白神山地(青森・秋田県)、法隆寺地域の仏教建造物(奈良県)、姫路城(兵庫県)の4ケ所を、世界遺産委員会(事務所パリ)に推薦することを決定した。同条約は、1972年ユネスコ総会で採択され、現在124ケ国が加盟し、358ケ所が登録されている。締結国は指定遺産の保全を義務づけられる一方、世界遺産委員会は基金で遺産の修復などを行なう。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
to page top