国際美術史学会東京会議開催

記事番号:04095
年月:1991年09月

1873年の開設から長い歴史を持つ国際美術史学会(CIHA)の東洋での初めての会議が18日から3日間、東京・上野の奏楽堂と東京国立博物館を会場として行なわれた。同学会は4年毎に大会を、その間の毎年1回、特定の主題に基づく会議を行なっており、東京会議(会議実行委員会代表高階秀爾)は後者にあたり「美術史における日本と西洋」がテーマ。「直接交流と影響」「芸術の時間=空間表現」「概念と方法」の3セクションから構成され、国内外の研究者の発表、交流を通じて国際的地平を開く場となった。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
to page top