輪王寺火災

記事番号:03936
年月:1989年09月

4日午前3時頃、東京都台東区上野公園14-3の輪王寺(石川光尚住職)の本堂付近から出火し、木造平屋建て本堂、大書院、小書院、奥ノ院、庫裏等、計650平方メートルが全焼した。同寺の国指定重要文化財「輪王寺門跡表門」は難を免れ、本堂に安置されていた都指定文化財「天海僧正坐像」(江戸初期)は、一時焼失と伝えられたが、両膝が炭化し、頭部が破損しているものの修復可能であることが後に判明した。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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