東京国立文化財研究所、コンピューター画像処理モデルを発表

記事番号:03894
年月:1989年03月

当研究所情報資料部は、昭和62、63年度の科学研究費により「美術史学研究支援画像処理モデル」の研究を進めてきたが、11日、当研究所においてその報告会を行った。美術史研究に有効なソフトを作成、付加し、色彩や形態の比較、再現を可能としたもので、関係者の注目を集めた。報告会には、美術史学、美術館、図書館等の関係者約50人が出席。同報告会では、千葉工業大学電子工学科のパソコンによる画像のデータベース化、MOA美術館の画像検索システムの発表も行われた。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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