阿刀家秘蔵資料京博へ寄贈

記事番号:03522
年月:1983年04月

弘法大師空海の母方の家系で、平安時代以来東寺の執行職を世襲している阿刀家が、昨秋逝去した41代阿刀弘文の遺志により、秘蔵の古文書類約2千点、美術工芸品1千点を、このほど京都国立博物館に寄贈・寄託した。そのうち、約100点が「弘法大師と密教美術展」に併陳されたが、ほとんどが未公開であり、中には鎌倉時代初期の木彫「弘法大師座像」や「大師絵伝」など極めて貴重なものが含まれている。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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