室町時代の地獄絵壁画発見

記事番号:03493
年月:1983年01月

これまで文献では知られていた室町時代中頃の地獄絵壁画が、京都市の千本閻魔堂引接寺で発見された。桃山時代末、近世初頭の補筆が加えられているが、宣教師ルイス・フロイスが著書『日本史』の中で言及した地獄絵と同一のものと見られ、資料の乏しい中世美術の研究上貴重な発見となった。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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