文化財の新指定

記事番号:03360
年月:1981年04月

文化財保護審議会は3日、新たに重要無形文化財保持者(人間国宝)として4名を認定するよう田中文相に答申し、美術部門では截金の斎田梅亭、刀匠の隅谷正峰が選ばれた。これで人間国宝は69人となった。 また同審議会は6日、美術工芸品関係の国宝2件、重要文化財52件を新たに指定するよう同文相に答申した。新国宝となったのは、善通寺(香川県)の金銅錫杖頭と東京国立博物館の延喜式(九条家本)27巻で、新重文には、埼玉県稲荷山古墳出土の銘文入り鉄剣や奈良で出土した太安万侶墓誌などが含まれる。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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