第一回長谷川仁記念賞決まる

記事番号:03197
年月:1977年10月

絵画と彫刻のすぐれた作品を対象に設けられた長谷川仁記念賞の第一回受賞者が決定し、10月27日東京帝国ホテルで発表と同時に授賞式を行った。受賞者は、独立美術協会会員の洋画家坂本善三と東京芸術大学教授、新制作協会会員の彫刻家舟越保武の両氏で、坂本は「黒い構成」(昭和51年作、第44回独立展出品作)、舟越は「春」(昭和52年作、釧路市幣舞橋のために制作した彫像)がそれぞれ対象作となった。なお、両氏には賞状と賞金百万円が贈られた。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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