現代美術選抜展の東京展

記事番号:02981
年月:1972年12月

文化庁の主催で毎年地方のみを巡回していた同展が第6回展を迎え、はじめて東京で開かれた。滋賀、長崎、鹿児島をまわり、19日から28日まで銀座のセントラル美術館で開催、前年度の中央公募展13団体の受賞作品から選抜したものと文化庁買上げ作品を一堂に集めたもの、日本画19点、洋画32点、版画5点、彫刻15点、総計71点を展示して、近年この種の公的な選抜ダイジェスト展に恵まれない都民ファンに反って喜ばれた。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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