北海道立美術館開館

記事番号:02733
年月:1967年09月

(9月三岸展、10月黒田清輝展) 去る7月12日、故三岸好太郎の遺作油絵61点、デッサン水彩等159点が節子未亡人より好太郎出身地の札幌市に設立準備中の道立美術館に寄贈する事となり、去る7月12日神奈川県立美術館で北海道知事に目録が贈呈されたが、9月3日道立美術館が完成。三岸の遺作220点を陳列開館した。三岸の作品を陳列する美術館の設立を条件に遺作の寄贈を申し出たことから、急拠美術館の設立が企てられ旧図書館を改装設立となったもの。寄贈作品は節子夫人、黄太、土方定一ら15人の運営委員会によって管理される。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
to page top