グットデザイン分科会委員の辞任

記事番号:02051
年月:1958年12月

昨年1月通産省内に特許庁附属機関として意匠奨励審議会が発足し、ここでグッドデザインの選定公表が行われるようになつた。併しこの選定制度に対し「選定委員がボス化したり、選定に利権がからむ恐れがある」との批判が強くなり、小杉二郎、佐々木達三、由良玲吉、小池岩太郎豊口克平の5委員は、現在の選定方法に誤りがあるとの声明を発した。そこで意匠奨励審議会では直ちに同制度を改善するため、坂倉準三、小杉二郎等の6名を小委員会委員に選び制度の欠陥を種々検討した。 

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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