サンパウロビエンナーレ国際建築展の受賞

記事番号:01931
年月:1957年09月

ブラジルで開かれた第四回サンパウロ・ビエンナーレ国際建築展に、早大建築計画研究室の学生たち竹山実ほか一〇名の設計案を出品して最優秀となつた。同展は毎回一定の課題が決められ各国から応募するが、同大学からは一九五三年の第二回ブラジル・サンパウロ四〇〇年展から出品をつづけ、第二回の課題である「コムニュテイ・センターの計画」案、一九五五年第三回サンパウロ・ビエンナーレ学生建築展の「勤労家族三〇〇〇人のための休養施設」案でともに一等になつて居り、今回の第四回サンパウロ・ビエンナーレ学生建築展に於ける「工場労働者の住居群計画案」で連続三回目の受賞である。  なお、賞金は本年は等級をつけないので日本を含めた四カ国で邦貨約三九〇万円を分ける。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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