法隆寺金堂の火災

記事番号:01073
年月:1949年01月

二六日午前七時二〇分出火を発見し、同九時五分に鎮火したが、この火災で世界に知られた貴重な壁画をはじめ内陣のほとんどが全焼し黒こげとなつた。法隆寺国宝保存協議会と同壁画保存調査会の合同対策協議会は二月五、六日ひらかれ、金堂は二六年、五重塔は二五年完成予定で修理を続行すること、壁画模写の焼失部は二年以内に補写するなど六項目を決定、さらに二月二八日の国宝保存会議で応急処置として二三年度内に五〇万円の補助をするなど二項目に決定した。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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