自然科学面からの法隆寺非再建論起る

記事番号:01037
年月:1948年08月

慶応大学講師西岡秀雄は気象七百年周期説によつて年輪の幅に伸縮を来すことから法隆寺用材の年輪を調査の結果、非再建論を立て一六日国立博物館で発表した。類推材料に乏しいが、従来の文献論様式論と異なる新論で注目された。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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