吉住部隊戦争記念画

記事番号:00517
年月:1939年08月

武漢三鎮の攻略戦に赫々たる武勲をたて帰還した吉住良輔部隊長は、七月五日参内して軍状奏上の際畏くも拝受した御下賜金を最も有効ならしむるため、部下諸部隊の戦功を永久に記念すべく中支戦線における戦闘の場面十二を選び、陸軍美術協会に委嘱して清水登之向井潤吉鶴田吾郎瀬野覚蔵、長坂春雄、高光一也の六画家の人選を決定、三十号の油絵各二点の製作を依頼し、完成の上は各部隊に配布して永く保存することとなつた。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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