オリンピツク競技場駒沢に決定

記事番号:00324
年月:1938年04月

オリンピツク東京大会主競技場は明治神宮外苑に建設することに昨年決定されたがその後駒沢移行案が唱へられ関係方面で種々検討中の所、愈々その実現性が確められたので四月二十三日組織委員会に上程、遂に神宮外苑案を棄てて駒沢案に決定した。競技場の構築には東京市が当り競技終了後は東京市の所有とするものである。尚同競技場の設計も東京市建築課で完成された。総坪数十四万坪、総工費は村を入れて九百五十万円。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
to page top