パリで大浮世絵展

記事番号:02654
年月:1966年06月

フランス、パリのルーヴル宮内アール・デコラテイフ美術館で1日より10月3日まで5カ月間、「日本浮世絵美術展」(主催=アール・デコラテイフ美術館、日本経済新聞社、後援=文化財保護委員会、駐仏日本大使館)が開催された。展観の内容は、「日本の浮世絵」という主題で、とくに17世紀末から18世紀にかけて、江戸に発達した庶民芸術である浮世絵を中心とし、これに浮世絵展開の母胎となったいわゆる初期肉筆風俗画も導入部として加え、江戸時代の風俗画を体系的に展示した。その点数は肉筆約140点、版画約430点で、これだけ大規模で内容のある紹介は海外展では初めてのこと。

登録日: 2014年04月11日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
to page top