ユーゴ国際彫刻家シンポジウム参加の日本代表作家決定

記事番号:02647
年月:1966年05月

7、8月の2カ月にわたって毎年催されるユーゴスラヴィアのフォルマ・ヴィヴァ主催、第6回国際彫刻家シンポジウムに主催者から参加推薦の依頼をうけた日本美術家連盟では、彫刻部会員のうちから希望者をつのり、その他からも候補者推薦を求めていたが、今年は9名の応募者があったので、16日彫刻部委員による選考委員会を開き、各委員で投票を繰返した結果、米林雄一、最上寿之の両名を候補者として推薦した。1名の決定を主催者に一任したところ、最上寿之(モダンアート会員)が招待されることに決定した。なお同シンポジウムは従来、木彫、石彫、鉄彫の3グループで行なわれたが、財政の都合で規模を縮少し、今回は木彫グループだけ、明年は石彫グループの予定という。

登録日: 2014年04月11日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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