日本芸術院賞決定

記事番号:02641
年月:1966年04月

日本芸術院は6日、昭和40年度(第22回)の恩賜賞と院賞の受賞者を内定、会員の承認を経て14日正式決定となった。授賞式は5月31日、東京・上野の同院会館に天皇陛下をお迎えして行なわれた。美術関係者は次の通りである。 恩賜賞  池部釣(洋画) 長年にわたり洋画界につくした業績に対し。 芸術院賞(第一部・美術)  中村貞以(日本画)  (第50回院展出品作「シャム猫と青衣の女」および多年の業績に対し)  山本倉丘(日本画)  (第8回日展出品作「たそがれ」に対し)  井手宣通(洋画)  (第8回日展出品作「千人行列」に対し)  円鍔勝三(彫刻)  (第8回日展出品作「旅情」に対し)  藤野舜正(彫刻)  (第8回日展出品作「光は大空より」に対し)  帖佐美行(工芸)  (第8回日展出品作「夜光双想」に対し)  青山杉雨(書)  (第8回日展出品作「詩経の一節」に対し)  今井兼次(建築)  (皇后陛下還暦記念音楽ホール「桃華楽堂」の設計、その他一連の作品に対し)

登録日: 2014年04月11日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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