東西美術専門家会議開く

記事番号:02631
年月:1966年03月

東西美術の相互理解などの問題について、日本ユネスコ委員会が主催、ユネスコ本部後援で7日から6日間、東京・虎ノ門の国立教育会館で会議が開かれた。世界12ヶ国から14人の作家及び美術評論家が会議委員として招かれ、日本側から岡本太郎益田義信、評論家の今泉篤男富永惣一山田智三郎ら5名が参加して次の5つの議題について討論を行なった。  (1)近代欧米美術に対する東洋の影響、(2)東西文明の近代東洋美術に対する影響、(3)東洋美術の伝統が現代においていかなる状態にあり、将来いかに生かさるべきかの問題、(4)現代社会における美術の役割、(5)美術に関してのユネスコの役割と将来なすべき仕事。

登録日: 2014年04月11日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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