ルオー遺作展

記事番号:02607
年月:1965年10月

近代フランスの偉大な画家、ジョルジュ・ルオーの遺作展(読売新聞社、文部省、国立西洋美術館主催、外務省、フランス文化省、フランス大使館後援)が7日より12月5日まで東京・上野の国立西洋美術館で開かれ、油彩、デッサン、グワッシュなど181点が公開された。さきに読売新聞社はルオーの生前1953年にこの巨匠の代表作展を国立博物館で開き、日本の美術愛好家に深い感銘を与えたが今回は7年前に没したルオーがアトリエにのこした数百点の未完の絵、画稿(遺児イサベラ嬢が、これらをすべてフランス政府に寄付)から選ばれてきたものである。東京展閉会後、引続き12月12日から翌1月23日まで大阪市立美術館で開かれた。

登録日: 2014年04月11日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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