中国永楽宮壁画展開催

記事番号:02485
年月:1963年08月

1952年、中国の山西省?城県永楽鎮でダム工事中発見された道教寺院「大純陽万寿宮」(通称永楽宮)の壁画は、中国絵画史の記述を大きく書き変えさせる重要な遺品と云われるが、その精巧な模写(37幅111点)が元代陶器22点と合わせて、8月31日から9月18日まで、読売新聞社とアート・フレンド・アソシエーション主催により、東京・日本橋の白木屋ホールで公開され、注目をあびた。また、この展示を機会に、文物博物館研究所長王冶秋氏らが来日、永楽宮の発掘、考証、保存などにつき公演を行なつた。

登録日: 2014年04月11日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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