芸術院賞決定

記事番号:02158
年月:1960年03月

34年度日本芸術院恩賜賞並びに芸術院賞が3月2日決定発表された。全会員96人からの書面投票を求め、過半数を得た人が受賞者に選ばれたものである。そのうち美術関係者は次の人々である。 恩賜賞 田中親美(書) (受賞対象は、「平家納経33巻複製と古美術複製につくした業績について) 芸術院賞 第一部美術部門 各務鉱三 (第2回日展出品作「クリスタル硝子鉢」に対して 岸本景春 (第2回日展出品作刺繍「湖面の影」に対して) 松本芳翠 (第2回日展出品作「談玄観妙」に対して) 池田遥邨 (第2回日展出品作「波」に対して) 郷倉千靱 (第44回院展出品作「山霧」に対して) 高山辰男 (第2回日展出品作「白翳」に対して) 大久保作次郎 (第2回日展出品作「市場の魚店」ならびに業績に対して) 鈴木信太郎 (昭和34年の個展ならびに一連の風景画に対して)

登録日: 2014年04月11日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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