名勝・史跡指定の答申

記事番号:05111
年月:2011年11月

文化審議会(会長:西原鈴子)は18日、東日本大震災の津波で被災した景勝地「浄土ヶ浜」(岩手県宮古市)など5件を名勝に、平安時代から皇族や貴族が参詣した「石清水八幡宮境内」(京都府八幡市)など8件を史跡に指定するよう中川正春文部科学相に答申した。また三陸地方の豪商が造営した「盛合氏庭園」(宮古市)など3件を登録記念物に、島の狭い地域に漁港と農村が共存する「新上五島町北魚目の文化的景観」(長崎県新上五島町)を重要文化的景観に選定するよう答申した。一方で文化審議会は東日本大震災で被災した「茨城大学五浦美術文化研究所六角堂」(茨城県北茨城市)等、登録有形文化財の建物6件の登録を抹消するよう中川文部大臣に答申した。

登録日: 2014年09月17日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
to page top