文化財レスキュー事業の開始

記事番号:05079
年月:2011年04月

東日本大震災で被災した文化財を保護するため、文化庁が3月30日付けで発表した「東北地方太平洋沖地震被災文化財等救援事業(文化財レスキュー事業)実施要項」を受けて「東北地方太平洋沖地震被災文化財等救援事業」(文化財レスキュー事業)が開始、事務局が東京文化財研究所内に設置された。同事業は国・地方の指定等の有無を問わず、動産文化財及び美術品を対象として、これらを救出、応急処置し、所有者の手に戻るまでの一時保管のための措置を行うもので、国立文化財機構及び全国の文化財・美術関係団体が参加、被災した各県との共同による救援活動となった。

登録日: 2014年09月17日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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