法然800回忌、親鸞750回忌にちなむ企画相次ぐ

記事番号:05074
年月:2011年03月

2011年が浄土宗の宗祖法然800回忌と浄土真宗の宗祖親鸞の750回忌に当たるため、その記念展が相次いだ。17日から京都市美術館で「親鸞聖人750回忌宗教団連合40周年記念親鸞展 生涯とゆかりの名宝」(5月29日まで)、26日から京都国立博物館で「法然―生涯と美術」展(5月8日まで)が開催された。「親鸞 生涯とゆかりの名宝」では「親鸞聖人の教えと生涯」「浄土真宗のひろがり」「伝来の名宝と美術」の3章構成で国宝・重要文化財45点を含む約130点の作品資料が展観され、「法然―生涯と美術」展では、第一章「法然の生涯と思想」で国宝「法然上人絵伝」を軸に法然の生涯をたどり、第二章「法然への報恩と念仏の継承」で法然没後の信仰から生まれた作品を展観した。ゆかりの寺院に伝わった優品が一堂に会する貴重な機会となった。

登録日: 2014年09月17日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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