「ロボットと美術」展開催

記事番号:05036
年月:2010年07月

人型ロボットと美術の関係を跡づける「ロボットと美術 機械×身体のビジュアルイメージ」展が10日から8月29日まで青森県立美術館で開催された。序章「ロボット以前 動く「ひとがた」の夢」でロボットという言葉と概念が生まれる以前の文献資料を紹介し、第一部「戦前 ロボットの誕生と同時代文化」、第二部「戦後Ⅰ 大衆文化の興隆と戦後アートの動向」、第三部「戦後Ⅱ ロボット・イメージの現在 ロボティクスからアートまで」ではロボットの実物を展示するとともに、絵画をはじめ漫画、アニメーション、玩具にまで及んだロボット・イメージを展観する意欲的な企画となった。同展は静岡県立美術館(9月18日―11月7日)、島根県立石見美術館(11月20日―1月10日)に巡回した。

登録日: 2014年09月17日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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