鳳凰堂扉絵の落書発見

記事番号:01730
年月:1955年07月

修理の為解体中の平等院鳳凰堂の扉絵の縁板の下から戯画が発見された。上品中生来迎図を主題とした正面右側の扉の内南側のふち板の下から発見されたもので、人物一三人と花卉が描かれている。変化にとんだ姿態、風俗がいきいきと描かれ、同時代の下層階級の風俗資料の貴重な例として話題をよんだ。

登録日: 2014年04月11日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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