紫綬褒章受賞者決定 記事番号:01691 年月:1955年02月 新らたに制定された紫綬褒章の第一回受賞者七名が二一日発表された。この褒賞は学術、芸術の発達に関し事績著明なものに授与されるもので、美術関係受賞者は左の通りである。 吉田種次郎―早くから古代工匠技術の研究に専心し、古代建築技術の大宗たる規矩術を習得し、国宝建造物の修理によくその真価を示し、又後進の指導に当る等わが国文化財保護事業に貢献する所多い。 登録日: 2014年04月11日 更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)