文化信用組合設立

記事番号:01574
年月:1953年11月

都内に住む文筆家、画家、音楽家、映画、演劇、舞踏家及びその関係者の相互扶助機関として、我国では初めての文化信用組合が設立された。事業は組合員への資金の貸付が主で手形割引、貯金なども扱う。組合長には早川雪州、副組合長は伊原宇三郎、丹羽文雄、芳村伊十郎等で、顧問には藤山愛一郎、大倉喜七郎等の実業家や大谷松竹社長、小林東宝社長、岩波書店社長等文化関係の事業家が予定されている。先月三一日、都の認可をうけ、三日創立総会を開いた。

登録日: 2014年04月11日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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