国際美術懇談会発足

記事番号:01540
年月:1953年06月

海外との美術交流が盛になるにつれてその斡旋機関の不備が問題となつたが、文部省社会教育局芸術課長宇野俊郎が世話人となり、外務省、文部省、ユネスコ、国立博物館、国立近代美術館、日本美術家連盟、国際文化振興会等各関係者の懇談会が一六日開かれた。従来の国際文化振興会を強力にすることに意見の一致を見たが、その事務の積極化、円滑化をはかるために側面的援助機関としてこれら関係者により国際美術懇談会が結成され、同日発足した。

登録日: 2014年04月11日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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