史跡、名勝、無形文化財の選定

記事番号:01422
年月:1952年03月

文化財保護委員会では二九日、特別史跡名勝天然記念物七八件、史跡四件、無形文化財四七件の選定を発表した。無形文化財は戦前にはなく文化財保護法によつて新たに保護の対象となつたもので、そのはじめての選定である。工芸技術三六件、芸能一一件で、中村吉右衛門のセリフ、や各種の郷土芸能、薪絵の技術、織物等がその対象となつた。予算による保存事業の実施は五月一七日その計画を発表した。

登録日: 2014年04月11日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
to page top