対馬で盗難の仏像返還差し止め

記事番号:05166
年月:2013年02月

長崎県対馬市で盗まれ韓国で見つかった仏像について、韓国中部の大田地方裁判所が韓国政府による日本への返還を当分差し止める内容の仮決定を出した。これは2012年10月に対馬の寺社で韓国人窃盗団により盗まれた文化財のうち、観音寺が所蔵する長崎県指定有形文化財の観世音菩薩坐像について、韓国中部、瑞山にある浮石寺が同像は14世紀に同寺で作られたが倭寇に略奪されたと主張し、日本に渡った経緯が判明するまで同像返還の禁止を求める仮処分を申請していたもの。これに対し、6月に対馬市長が韓国文化財庁へ返還を要請した。 (English)

登録日: 2016年09月05日
更新日: 2021年11月30日 (更新履歴)
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