ブラジル国際美術展出品作の内示会

記事番号:01361
年月:1951年08月

一〇月一日から三ヵ月間、ブラジルのサンパウロ市で開かれる同地近代美術館主催の第一回国際美術展に日本からも出品するよう六月末国際文化振興会に依頼があつたが、同会では現在第一線で活躍している美術家達に依嘱、出品作を用意し、九日横浜出港の長崎丸で送るに先だつて一日より五日まで日本橋三越で全作品の内示会を開いた。出品は日本画では伊東深水山本丘人吉岡堅二東山魁夷ら一四名、洋画は宮本三郎猪熊弦一郎ら一七名、彫刻は山本豊市ら七名、版画は恩地孝四郎ら八名の作品。

登録日: 2014年04月11日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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