秋田環状列石遺跡の調査始る

記事番号:01358
年月:1951年07月

十和田湖の南、大湯町郊外にある環状列石遺跡に対し“埋蔵文化財の保護とその学問的解明”を結論付けるため長谷部言人博士以下各大学考古学関係教授など文化財保護委員会一行三〇名は二六日午前一〇時のクワ入れ式で国営第二回の発掘を開始した。この遺跡は世界でも珍しいもので、注目されて居り同委員会ではこの学術発表をユネスコ等を通じ米国はじめ世界各国の諸大学に紹介発表のてはずをとゝのえている。

登録日: 2014年04月11日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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