第一回文化功労者決る

記事番号:01355
年月:1951年07月

わが国文化の発達に多年貢献した文化功労者を顕彰する「文化功労年金法」が三月末国会を通過したので文部省では選考審査会を設け授与者の審査を行つていたが、二一日午前一〇時から審査会を開き最終的に決定、初の年金支給者は文化勲章帯勲者中現存の者全部三二名と一般から植物学の牧野富太郎博士と長島愛生園長光田健輔の二人を加え合計三四名となつた。実際に年金が伝達されるのは八月中旬の見込で支給額は一人五〇万円(税込)。

登録日: 2014年04月11日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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